今日私たちが見る霞ヶ浦は、水量の確保をはかるため周囲に土手を高く築いた堰堤湖岸をもつ姿となっています。かつて水辺に広がっていたヨシやアサザなどの水生植物は減少し、湖畔林も少なくなりました。しかし、それでもなお多くの野鳥や水辺の植物が観察されています。
1995年には霞ヶ浦開発事業が完了しました。これによって、水害に対する安全性が高まり、生活用水、農業用水、工業用水としての利用価値がいっそう期待されるようになりました。周辺には古い歴史をもつ鹿島神宮や香取神宮、アヤメやハナショウブの美しい水郷、多数のゴルフ場、水族館や郷土資料館、古墳群などがあります。この一帯は水郷筑波国定公園に指定され、釣り、水辺の散策、サイクリング、舟遊びが盛んです。観光やレクリエーションのための環境資源であることも霞ヶ浦の重要な一面であり、今後の大きな可能性と言えるでしょう。
・国土交通省関東地方整備局 霞ヶ浦河川事務所のホームページ |