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国設八方尾根酸性雨測定所における大気オゾン濃度の観測データセット

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本データセットは、長野県白馬村にある国設八方尾根酸性雨測定所において観測された大気中オゾン (O3) の連続観測データセットである。この測定所は日本海に面した高山域(標高1850 m)に位置するため、アジア大陸から長距離輸送される微量ガスやエアロゾルの観測に利用されてきた。

概要

作成者
データ公開日
2021/07/09
データ提供期間
2012/06/18 - 2016/12/31
データ提供機関
国立研究開発法人 国立環境研究所
Email: cgerdb_admin(at)nies.go.jp
DOI
ファイル形式
データ容量
268 KB
バージョン
ver.2021-1.1 (最終更新日: 2022/04/15)
データセットの言語
英語

データセット

観測項目
O3濃度
観測期間
2012/06/18開始 (継続中)
緯度経度
北緯36.7度, 東経137.8度
高度等
【標高】1850m、【大気採取高 (地上高)】6m
測定方法
大気は、大気採取口(地上高度6 m)からブロワーポンプでガラスマニフォードに吸引され、テフロンチューブを通してオゾン計へ導入される。オゾン濃度は紫外線吸収法に基づいて測定される。測定に使用するオゾン計は一年に一度、一次基準器であるSRP35で直接校正が行われている。
計算方法
オゾン計からの1分毎の出力を記録したものを記録している。毎1時間以内に存在する1分値を平均して、時間値としている。
キーワード
【GCMD_Platform】
In Situ Land-based Platforms > Ground Stations
【GCMD_Science】
Atmosphere > Atmospheric Chemistry > Oxygen Compounds > Atmospheric Ozone > Ozone Surface
Atmosphere > Air Quality > Tropospheric Ozone
更新履歴
【2022/04/15】
2014年から2016年のデータを追加し、ver.2021-1.1として公開。
【2021/07/09】
2012, 2013年のデータをver.2021-1.0として公開。

参考情報

参考文献
Okamoto, S., Tanimoto, H., Hirota, N., Ikeda, K., & Akimoto, H. (2018). Decadal shifts in wind patterns reduced continental outflow and suppressed ozone trend in the 2010s in the lower troposphere over Japan. Journal of Geophysical Research: Atmospheres, 123, 12,980– 12,993, doi:10.1029/2018JD029266.

利用規約*

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本データセットの作成者(以下、作成者)は、本データセットの二次的利用を希望する者(以下、利用者)に対し、以下の条件のもとで本データセットの二次的利用を許諾する。

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出典の明記
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ただし作成者は、利用者に対し、派生物から出典の記載を削除するように要求することができる。その場合、利用者は、合理的に実施可能な範囲で、派生物から出典の記載を削除しなければならない。
引用の書式
本データセットを引用する場合は、以下のように表記しなければならない。
谷本ら(2021)、国設八方尾根酸性雨測定所における大気オゾン濃度の観測データセット、ver.xxxx-x.x*1、国立環境研究所、DOI:10.17595/20210709.001. (参照*2: YYYY/MM/DD)
*1 バージョン番号はファイル名に記載されている。
*2 参照年月日は、ファイルをダウンロードした日付を記載すること。
NIESによる国設八方尾根酸性雨測定所におけるO3観測を引用する場合、Okamoto et al. (2018)を引用すること。
利用報告
再配布、および成果物の公表が、不特定多数に向けて行なわれた場合、利用者はデータ提供機関にそのことを速やかに報告しなければならない。
問題報告
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無保証及び免責
作成者およびデータ提供機関は、本利用規約に基づく本データセットの利用に関して一切の保証をしない。
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本データセットの利用によって何らかの損害が生じた場合、いかなる損害であってもすべて利用者が責任を負うものとする。

助言などの提供

助言などの提供
本データセットの内容や、本データセットを利用して作成した派生物に関して、科学的助言や、内容の学術的妥当性についての見解などを求める場合は、上記の利用規程とは別に、個別の契約に基づいて提供できる場合がある。
その場合、求められる助言等の程度によっては、その派生物の共著者や監修者などとすることをこちらから提案する場合がある。
助言等を希望する場合は、データ提供機関に連絡すること。