飛行時間型検出器


    イオンがある一定の距離を飛ぶのに係る時間は、イオンの質量とエネルギーによって異なります。この原理に基づいて、質量分析を行うのが飛行時間型検出器です。この検出器では、気体イオン化検出器よりも高い分解能で同位体を区別できるので、ヨウ素など重たい同位体の検出に使用します。写真で見える2つの矢印でイオンの通過を検知し、両者の間でかかった時間を測定します。

 
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