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アカリンダニ寄生に対するトウヨウミツバチとセイヨウミツバチの感受性の差異
Differential susceptibility to the tracheal mite Acarapis woodi between Apis cerana and Apis mellifera

著者       
Sakamoto Y., Maeda T., Yoshiyama M., Pettis JS.
雑誌名       
Apidologie (2016), DOI:10.1007/s13592-016-0460-8
受理・掲載日
2016年7月4日 受理、2016年8月24日オンライン 掲載
概要

アカリンダニ(写真1)はミツバチの気管に寄生するダニで、日本で初めて確認されて以降、外来のセイヨウミツバチ Apis mellifera (写真2)ではほとんど見られないのに対し、 在来のニホンミツバチ Apis cerana japonica (写真3)(トウヨウミツバチの一亜種)では年々分布を拡大している。この原因を探るために、室内実験において両種へのダニ寄生率の違いを比較したところ、 ニホンミツバチの方がダニへの感受性が高いことが明らかになった。また、この感受性の差に、グルーミング行動が関与している可能性も示唆された。


写真1:アカリンダニ Acarapis woodi の雌成虫
ホコリダニ科に属する体長0.1mm程のとても小さな寄生ダニ


  写真2:セイヨウミツバチ Apis mellifera       写真3:ニホンミツバチ Apis cerana japonica