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竹中 明夫(たけなか あきお)

 TAKENAKA Akio
 上級主席研究員、室長(兼務)・博士(理学)

国立環境研究所 生物・生態系環境研究センター
 生物多様性評価・予測研究室

〒305-8506 茨城県つくば市小野川16-2        

研究の概要

これまで、管理を放棄された武蔵野の雑木林を構成する樹種がしだいに置き換わっていく仕組みに関する研究、植物の枝や葉の形と光を受ける効率の関係の研究、多くの種類の木々が共存する仕組みの研究、絶滅が心配される河原の植物についての研究などを行って来ました。現在は、生物多様性の保全に関する研究プロジェクトのなかで、効率良く多種の生物を保全し、絶滅の危険を低減されるような保護区の設定方法についての研究を行なっています。
そのほか、シダ植物の分布がどのように環境と関係しているのかについても関心を持っています。あまり目立たないシダ植物が、じつはとてもおもしろい存在であることに気が付き、わくわくしながら勉強しています。

専門分野/キーワード

植物生態学、生物多様性、数値シミュレーション

学術論文 (査読のあるもの)

主な発表論文

Takenaka, A. (2006) Dynamics of seedling populations and tree species coexistence in a forest: a simulation study. Ecol. Res. 21:356-363.

Takenaka, A., Takahashi, K. and Kohyama, T.(2001) Optimal leaf display and biomass partitioning for efficient light capture in an understorey palm, Licuala arbuscula. Funct. Ecol. 15:660-668

Takenaka, A. (2000) Responses to light microenvironment and correlative inhibition in the growth of shoots of tree seedlings under a forest canopy. Tree Physiology 20:987-991.

Takenaka, A. (1994) A simulation model of tree architecture development based on growth response to local light environment. J. Plant Research 107:321-330.

Takenaka, A., (1989) Optimal leaf photosynthetic capacity in terms of utilizing a natural light environment. Journ. theor. Biol. 139:517-529.

書籍

竹中明夫 (2008) 木という生き方 「森の不思議を解き明かす」 日本生態学会編,矢原徹一責任編集 文一総合出版 pp 16-25.

竹中明夫(2002) 森林の木々の動態モデル  「生態系とシミュレーション」 (楠田哲也・巌佐庸編)朝倉書店 pp 62-77

竹中明夫 (2000) 樹形形成のメカニズムを枝の挙動にさぐる。 シリーズ・ニューバイオフィジックスⅡ-6 「生物の形づくりの数理と物理」 本多久夫編 共立出版 pp186-199.

学会、研究プロジェクト等への貢献

 ● 日本生態学会の大会企画委員を2005年から、また電子情報委員会の委員長を 2012年から務めています。大会企画委員会では、各種オンラインシステムの開発・管理を担当しています。

環境省・環境研究総合推進費の戦略型課題 S-9 「アジア規模での生物多様性観測・評価・予測に関する総合的研究」(2011~2015)に分担研究者として参加しているほか、非公式な役割ですが、全体幹事としてリーダーの矢原徹一・九州大学教授のサポートをしています。

関連リンク

国立環境研究所ニュース 31巻1号(2012年4月発行)に執筆した記事
「まずはどこから守るのか?自然環境保全の優先度マップを作る」 
竹中明夫の個人サイト こちら(外部サーバにリンクします)

Last updated Jan. 16, 2017