基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | メリケンガヤツリ | (写真なし) |
分類群 | 維管束植物 単子葉植物 カヤツリグサ科 (Cyperaceae, Poales, Liliopsida, Magnoliophyta) | |
学名 | Cyperus eragrostis | |
英名等 | Tall flatsedge | |
自然分布 | 熱帯アメリカ | |
形態 | 多年草.茎は束生し,太くて高さ30~100cm.断面は三角.根茎は短くて目立たない.茎の基部の葉のうち2~3個は葉鞘のみで紫色を帯びる.葉身のある葉は茎とほぼ同長,幅4~8mm,縁はざらつき,基部は葉鞘となり茎を包む.総苞片は4~7個,花序より長いものもある.花序の枝は数個~10個以上,1~~10cm,頂部に多数の小穂が休憩に集まる.小穂は扁平,長さ10~~15~,幅3~,淡黄緑色~緑白色,10対程度の小花が2列に並ぶ.小花の鱗片は長さ2mm,中央部はやや厚く,緑色~黄緑色,へりは膜状で背部で2つ折りとなる.雌ずいは3花柱あり,果実(痩果)は倒卵形,3稜あり,長さ1mm,ほぼ平滑. | |
生息環境 | 畑地,河川敷,溝,湿地,造成地など.日当たりがよく,土壌の湿った場所を好む. 温度選好性:温帯~熱帯 |
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繁殖生態 | 繁殖期:6~11月 | |
生態的特性 | 情報整理中 |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 関東以西~沖縄,小笠原. |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 不明 | |
侵入経路 | 不明 | |
侵入年代 | 初記録は1959年の三重県.神奈川で1980年代に確認.1990年代後半に分布拡大. | |
影響 | 在来の湿性植物との競合.海外では,イネ・ダイズの農耕地雑草,水路の通水障害など. 影響を受ける在来生物:在来の湿性植物,農作物など | |
法的扱い | 要注意外来生物(外来生物法) | |
防除方法 | 除草剤散布.侵入初期には手作業で除去(再生しないよう,根茎を除去). 農耕地では耕種的防除(抵抗性品種の栽培)も. | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | アジア,オーストラリア,ヨーロッパ,南北アメリカの熱帯~暖温帯 |
備考 |
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