(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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モウズイカ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 モウズイカ, エサシソウ, ニワタバコ, シロバナモウズイカ

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モウズイカ
分類群 維管束植物 双子葉・合弁花類 ゴマノハグサ科
(Scrophulariaceae, Scrophulariales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Verbascum blattaria
英名等 moth mullein, white moth mullein
自然分布 ヨーロッパ~北アフリカ
形態 二年草.無毛.茎は高さ1.2mになり,中部でまばらに分岐.根生葉は長楕円形で低い鋸歯があり有柄,花時までロゼットとなって残り,茎生葉は先の尖った長心臓形で基部でやや茎を抱き,無柄で互生.花序は長さ50cmになり,花は1節に1個ずつつき,花柄は細く1~1.5cm.花冠は5裂して左右相称,径2.5~3cm,黄色~白色,がくは基部近くまで深く5裂し腺毛がある.雄ずい5個で紫色,2個は長く長毛を散生し3個は短く長毛を密生.雌ずい1個.果実(果)は扁球形.種子は微小で長さ1~,多数の深い凹みがある.花が白色のものをシロバナモウズイカ V. b. f. erubescens という.
生息環境 道端,草地,河原,畑
繁殖生態 繁殖期:夏に開花
生態的特性 情報整理中
侵入情報
国内移入分布 北海道~東北,静岡,三重,兵庫の各県 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 園芸植物として導入
侵入年代 観賞用として明治時代に導入
影響 害虫(コロラドハムシ Leptinotarsa decemlineata)の随伴による農業被害,在来種との競合
影響を受ける在来生物:在来草本植物.ジャガイモ・ナスなどの農作物.
法的扱い コロラドハムシ蔓延地域からのモウズイカ属の輸入は禁止(植物防疫法)
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 北米,オーストラリアなど
備考
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