(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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ウラジロチチコグサ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ウラジロチチコグサ

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ウラジロチチコグサ
分類群 維管束植物 双子葉・合弁花類 キク科
(Asteraceae, Asterales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Gamochaeta coarctata
主なシノニム Gnaphalium coarctatum, Gnaphalium spicatum
英名等 Spiked cudweed, Shiny cudweed
自然分布 南アメリカ
形態 多年草.茎は基部から横に分岐して叢生し,高さ80cmほどになる.また,短いストロンで分株を生じる.葉の表面には毛が少ないが,葉の裏面や茎に白毛を密生し,白く見える.茎につく葉の縁は波打つ.頭状花序は茎の上部に集まり,直径4mmほど.総苞片は光沢のある黄緑色.冠毛は13本前後あり,果実(痩果)から容易に外れる.染色体数2n=38
生息環境 荒地,市街地,道端,公園,植込等
温度選好性:温帯,暖温帯
繁殖生態 繁殖期:花期は夏
風媒花,虫媒花.長期にわたり開花し,種子を風散布する
生態的特性 日当たりの良い強撹乱地,植え込み等に侵入し,侵略的となりつつある.
侵入情報
国内移入分布 関東~九州 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 非意図的移入もしくは緑化資材に混入
侵入年代 昭和40年代後半
影響 在来種より大型になり,在来種,農作物,園芸植物と競合する.
影響を受ける在来生物:在来草本植物,農作物
法的扱い 特になし
防除方法 ロゼットが地表面に密着して生えるため刈り取りによる除去が難しい.抜き取り,園芸用地においては除草管理.
問題点等 情報整理中
海外移入分布 汎世界的
備考
本DBの別項目チチコグサモドキも参照
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