基本情報 |
和名 |
シンワスレナグサ, ワスレナグサ |
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分類群 |
維管束植物 双子葉・合弁花類 ムラサキ科 (Boraginaceae, Lamiales, Magnoliopsida, Magnoliophyta) |
学名 |
Myosotis scorpioides |
英名等 |
True forget-me-not |
自然分布 |
ヨーロッパ |
形態 |
多年草.茎は高さ20~50cm,稜角があり,基部から走出枝をのばす.葉は下部のものは有柄,中部以上で無柄,上下両面とも微細な毛がまばらにある.花序は淡率または二分岐,分岐点に葉はなく,10cm前後にのびて先は巻いている.花冠は淡青色,径7~9mm,のど元に黄色の付属体.花柄は果時にがくの2~3倍の長さ,がくは倒円錐形でほぼ同形の5片に分かれ,裂片は正三角形,筒部より短く,外面全体に平伏した短毛を持つ.果実(分果)は楕円形,長さ1.5mm,平滑で光沢がある.水湿地を好むこと,走出枝をのばすこと,がく列片が正三角形で平伏した毛を持つことで,同属他種と識別可能.染色体数2n=66.エゾムラサキとの交雑.園芸種のワスレナグサには,M.alpestris などの別種,エゾムラサキから改良,交雑育成されたもの,ノハラムラサキと酷似したものなどが含まれる.花色は桃色や白色もある. |
生息環境 |
水際 温度選好性:温帯 |
繁殖生態 |
繁殖期:花期は5~7月. 両性花.小堅果状の4分果は,風,雨,動物などにより伝播. |
生態的特性 |
日当たりの良い水湿地を好むが,一般の花壇でも良く育つ.耐寒性が強い. |