(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
  1. 侵入生物データベース >
  2. 日本の外来生物 >
  3. 維管束植物 >
  4. ホウキギク

ホウキギク

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ホウキギク, ホウキシオン, アレチシオン, ハハキシオン

クリックすると拡大画像が表示されます

ホウキギク
分類群 維管束植物 双子葉・合弁花類 キク科
(Asteraceae, Asterales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Aster subulatus
英名等 Annual salt-marshaster, Bushy starwort
自然分布 北アメリカ
形態 一年草.茎葉ともに無毛.茎は直立,高さ50~120cm,花序以外の枝はあまり長くならない.葉は白味を帯び,幅1cm以下,無柄で茎を抱き,基部~先までほぼ同じ幅で先はあまり尖らない.花序の枝は茎から30~50度の角度で立ち,多数の小さな頭花をつける.頭花は径5~6mm,舌状花は白色~淡紫色,筒状花は黄色で冠毛が長く,花冠は隠れる.花後は冠毛がのびて,総包の外に長く突き出す.染色体数2n=18,20.ヒロハホウキギク,オオホウキギクと雑種をつくる.
生息環境 畑地,樹園地,路傍,荒地,水湿地,休耕田,河岸など
温度選好性:温帯
繁殖生態 繁殖期:9,10月
両性花.痩果は,風,雨,動物,人間などにより伝播
生態的特性 やや湿ったアルカリ性土壌を好む.
侵入情報
国内移入分布 ほぼ全国 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 非意図的移入
侵入年代 1910年代に大阪淀川河川敷で確認
影響 在来種,畑作物との競合
影響を受ける在来生物:在来草本植物,農作物.
法的扱い なし
防除方法 抜き取り,刈り取り
問題点等 情報整理中
海外移入分布 南アメリカ,アフリカ,アジア,オセアニアに分布
備考
基本・侵入情報 参考資料リスト