(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
  1. 侵入生物データベース >
  2. 日本の外来生物 >
  3. 維管束植物 >
  4. ワルナスビ

ワルナスビ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ワルナスビ, オニナスビ, アレチナスビ, ノハラナスビ

クリックすると拡大画像が表示されます

ワルナスビ
分類群 維管束植物 双子葉・合弁花類 ナス科
(Solanaceae, Solanales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Solanum carolinense
英名等 Carolina horse nettle, horsenettle
自然分布 北アメリカ
形態 多年草.長い根茎をもつ.茎は高さ40~70m,節ごとに屈折すし,黄褐色の刺を持つ.葉は両面に星状毛をビロード状に密生,中央脈上にまばらに刺を持つ.花枝は節間につき,数個~10個の花をつける.がくは尖って背面に毛があり,花冠は5裂,径2.5cm,白色~淡紫色,やくは黄色で花糸より長い.果実は球形,1.5cm,熟すと橙黄色.染色体数2n=24.花が白色のものはシロバナワルナスビと呼ばれる.
生息環境 畑地,樹園地,牧草地,荒地,路傍,河川敷
温度選好性:温帯~熱帯
繁殖生態 種子繁殖・地下茎による栄養繁殖を行う.花は両性花.地下茎の断片による繁殖力が強く,1cm以下の断片からも再生可能.
繁殖期:6~9月
生態的特性 土壌環境での適応性は大きい.耐旱性や耐陰性がある.
侵入情報
国内移入分布 沖縄を含むほぼ全国 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元
侵入経路 牧草に混入し,非意図的に導入された(千葉県三里塚の牧場).家畜の糞にまじり,飼料畑で拡散.
侵入年代 明治時代に侵入.1943年に報告
影響 在来種,畑作物との競合.棘のため家畜の採食性を低下させ,取り扱いも厄介.ソラニン(家畜に有毒なアルカロイド)を含む.数種の虫,菌類,ウイルスの寄主.
影響を受ける生物:在来草本植物,家畜など
法的扱い ナス科植物は,一部を除きチチュウカイミバエ,コロラドハムシ,ジャガイモシストセンチュウ,ジャガイモシロシストセンチュウ,ジャガイモがん腫病菌,タバコべと病菌蔓延地域からの輸入禁止(植物防疫法).指定外来種(滋賀県では飼養禁止.ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例).韓国では輸入禁止.
防除方法 抜き取り,刈り取り.
問題点等
海外移入分布 ヨーロッパ,アジア,オセアニアに分布
備考
要注意外来生物(外来生物法).
基本・侵入情報 参考資料リスト