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ヒロハフウリンホオズキ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ヒロハフウリンホオズキ, センナリホオズキ

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ヒロハフウリンホオズキ
分類群 維管束植物 双子葉・合弁花類 ナス科
(Solanaceae, Solanales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Physalis angulata
英名等 Wild capegooseberry, Annual ground cherry, Cutleaf groundcherry, llanceleaf groundcherry
自然分布 北アメリカ,熱帯アメリカ
形態 0.2~1m,一年草.葉が披針形のものはホソバフウリンホオズキと呼ばれ,まれに帰化.センナリホオズキを同種とする文献もある.枝を広く横にはる.花は淡黄白色で花冠の底部は紫黒色.果実(液果)は1cmほどの球形で緑色.(在来のホオズキは枝がほとんどなく,茎は直立,花は白色,果実は黄赤色に熟す)
生息環境 畑地,樹園地,牧草地,芝地,路傍,荒地,林縁
温度選好性:温帯~熱帯
繁殖生態 繁殖期:7~10月
両性花.液果は風,雨,動物などにより伝播.刈り取り後に再生可能.
生態的特性 肥沃地~痩せ地に生育し,土壌の種類を選ばない.果実は生食できるが美味ではない.
侵入情報
国内移入分布 ほぼ全国 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 非意図的移入(飼料への混入)
侵入年代 1828年に確認
影響 在来種,畑作物,シバと競合.ウイルスの寄主.
影響を受ける在来生物:-
法的扱い ナス科植物(一部除く)は,チチュウカイミバエ,コロラドハムシ,ジャガイモシストセンチュウ,ジャガイモシロシストセンチュウ,ジャガイモがん腫病菌,タバコべと病菌蔓延地域からの輸入禁止(植物防疫法).
防除方法 抜き取り,刈り取り
問題点等 情報整理中
海外移入分布 南アメリカ,オセアニア,アジア,アフリカ,ヨーロッパに分布
備考
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