(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
  1. 侵入生物データベース >
  2. 日本の外来生物 >
  3. 維管束植物 >
  4. イチビ

イチビ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 イチビ, ボウマ, キリアサ, ゴサイバ

クリックすると拡大画像が表示されます

イチビ
分類群 維管束植物 双子葉・離弁花類 アオイ科
(Malvaceae, Malvales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Abutilon theophrasti
英名等 Chinese jute, Chinese lantern Button weed, Velvetleaf, Chingma Abutilon, Piemarker, Indian mallow
自然分布 インド
形態 一年草.茎は高さ50~200cm程度,短い軟毛あり.葉には束生する短い軟毛(下面に特に多い),柄は長い.花は橙黄色,径1.5~2cm,がく5裂,花弁5個で先が平たく浅い歯あり.雄ずい多数.雌ずいは球形の子房と16前後の花柱をもつ.果実は半球形,径1.5~2cm,16個前後の分果に別れ,先端に角状突起2個持ち,各々3~5個の種子.種子は3mm程度.染色体数2n=42.形態的変異が多い.
生息環境 畑地,路傍,荒地,牧草地,果樹園
温度選好性:亜寒帯~熱帯
繁殖生態 両性花,虫媒花.分果(4,300個,20年以上)は風,雨,動物(胃中含む),人間により伝播
繁殖期:6~10月
生態的特性 日当たりの良い温暖な肥沃地を好むが,日当たりに対する適応性がある.土壌の種類を選ばない.強い異臭をもつ.
侵入情報
国内移入分布 ほぼ全国 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元
侵入経路 繊維作物として導入,非意図的移入(飼料(トウモロコシ,ダイズ)に混入)
侵入年代 1905年に定着確認.
影響 在来種,畑作物,牧草との競合やアレロパシー作用.飼料に混入すると牛乳が異常風味.茎がコーンハーベスタに食い込み収穫不能にする.菌の寄主.
影響を受ける生物:在来草本植物,畑作物,牧草など
法的扱い 指定外来種(滋賀県では飼養禁止.ふるさと滋賀の野生動植物との共生に関する条例).
防除方法 抜き取りによる防除が行われる.繊維作物なので刈り取りにくい.圃場における除草剤の散布,耕起.微生物防除剤の開発.
問題点等
海外移入分布 アジア,南ヨーロッパ,北アフリカ,オーストラリア,北アメリカに分布
備考
日本の侵略的外来種ワースト100,外来生物法で要注意外来生物に指定された.
基本・侵入情報 参考資料リスト