(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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オランダガラシ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 オランダガラシ, クレソン, オランダミズガラシ

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オランダガラシ
分類群 維管束植物 双子葉・離弁花類 アブラナ科
(Brassicaceae, Capparales, Magnoliopsida, Magnoliophyta)
学名 Nasturtium officinale
英名等 Watercress
自然分布 ヨーロッパ
形態 多年草.茎は高さ20~60cm,太くて中空.下方の節間より根を下ろす.葉は羽状複葉,側小葉は1~4対,頂小葉は最も大きく卵形~円形,縁に沿って半透明の腺点が複数.花は白色,径4~5mm,がく片は2.5~3mm,4~5mm,雄ずい6個,雄ずい1個.果実は長角,弓状に曲がって長さ1~1.5cm,柄1cm程度.種子は球形,茶褐色,1mm,表面に網目模様,2列に並ぶ.染色体数2n=32,(48,64).品種は分化していない
生息環境 水田,水辺,水中,溝,湖畔
温度選好性:温帯~熱帯
繁殖生態 繁殖期:4~9月
両性花,虫媒花.長角果(5年以上)は風,雨,動物(胃中を含む),人間による伝播,根茎
生態的特性 日当たりの良いところを好む.
侵入情報
国内移入分布 日本全国に広く分布. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 食用,薬用として導入
侵入年代 1870~1871年
影響 水辺に生育する在来種との競合.虫の寄主.
影響を受ける在来生物:水辺の在来植物
法的扱い 要注意外来生物(外来生物法)
防除方法 抜き取り,刈り取り
問題点等 情報整理中
海外移入分布 南北アメリカ,アジア,オセアニアに分布
備考
外来生物法で要注意外来生物に指定された.
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