(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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アマミサソリモドキ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 アマミサソリモドキ

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アマミサソリモドキ
分類群 節足動物門 クモ綱 サソリモドキ目 サソリモドキ科
(Thelyphonidae, Thelyphonida, Arachnida, Arthropoda)
学名 Typopeltis stimpsonii
英名等 Amami whipscorpion
自然分布 伊是名島,徳之島,奄美大島,トカラ列島,大隅諸島(口永良部島,硫黄島,竹島),薩摩半島,上甑島,天草市牛深(牛深の個体群は人為分布の可能性あり)
形態 体長40mm程度.全身黒褐色.頭胸部,腹部,鞭部からなり,頭胸部は分節せず,頭胸部に強大なハサミのある触肢(腕)と4対の歩脚を持つ.雄の触肢は,桿状突起(根元から第3節の内側の突起)は外側に反り返り,笘節(根元から第4節)内側にイボ状顆粒は無く,転節(根元の節)内側の突起は尖る.8~12個の単眼を持つ.腹部は12節で,第2~9腹節は太く幅広い.第10~12節は小さく円筒状.腹部下面に2対の書肺を持つ.鞭部は細長く多数節からなる.雌の生殖板中央のくぼみは環状.
生息環境 土壌性で,山地・農地周辺・公園などの石や倒木の下などに潜む.
繁殖生態 卵生
生態的特性 夜行性.昆虫・土壌動物などを捕食している.外的に会うと尾鞭を高く上げ,酢酸臭の液を噴射.液の成分は,主に酢酸(約80%).
侵入情報
国内移入分布 八丈島(伊豆諸島)に定着している.牛深(熊本県天草市)の個体群も外来である可能性が指摘されている.また,本州・四国各地で,偶発的に発見されている. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 奄美大島と推測されている.
侵入経路 八丈島の樫立地区の農園が奄美大島から搬入したソテツへの混入の可能性が指摘されている.
侵入年代 八丈島での初記録は1968年ごろ.
影響 不明.
法的扱い 熊本県では天然記念物に指定されている.
防除方法
問題点等
海外移入分布
備考
本州などでの発見事例の中には,八丈島から搬入された観葉植物に混入していた例もあり,八丈島からの二次的な拡散も起こりうると考えられる.

戦後(時期不詳),伊豆大島に5~6年ほどサソリモドキ類(種不明)が生息していたという記録がある.現在は分布しない.
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