(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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クロマメイタボヤ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 クロマメイタボヤ (写真なし)
分類群 脊索動物門 ホヤ綱 マボヤ目 ボトリルス科
(Styelidae, Pleurogona, Ascidiacea, Chordata)
学名 Polyandrocarpa zorritensis
英名等
自然分布 不明
形態 板状の群体を形成する2cm程度のホヤ.淡褐色-黄緑色で,入水管と出水管には縦方向に白色を帯びた色帯が入る.
生息環境 港湾
繁殖生態 繁殖期:夏
体内受精による有性生殖を行い,孵化してオタマジャクシ幼生になると親の体外へ出る.短時間遊泳し,基盤に付着して変態.無性生殖によって増殖し,群体となる.
生態的特性 情報整理中
侵入情報
国内移入分布 静岡,富山,大阪,兵庫,徳島,高知,山口,福岡の各県の港湾または漂流物への付着が記録されている. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 オーストラリア グラッドストーン港の可能性が指摘されている(グラッドストーンからの石炭輸送船が国内の分布地へ共通して入港するため).
侵入経路 バラスト水への混入と考えられている.
侵入年代 初記録は1991年,高知県浦ノ内湾.1990年代-2000年代初頭に各地で記録された.
影響 不明.繁殖力旺盛なため,在来種と競合する可能性が指摘されている.
法的扱い 特になし
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 オーストラリア,南アフリカ,ブラジル,イタリア北西岸,スペイン北東岸,北米南東岸・西岸,ハワイ オアフ島など.
備考
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