(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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マンハッタンボヤ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 マンハッタンボヤ (写真なし)
分類群 脊索動物門 ホヤ綱 マボヤ目 モルグラ科
(Molgulidae, Pleurogona, Ascidiacea, Chordata)
学名 Molgula manhattensis
英名等
自然分布 北大西洋
形態 透明-黄褐色の被嚢を持ち,全体に球形に近い単体性ホヤ.直径約4cmほど.
生息環境 河口域や港湾の潮下帯で人工構造物上.
繁殖生態 有性生殖のみ.短期間のオタマジャクシ幼生を経て固着.
生態的特性 単体性.幅広い塩分,水質汚濁に耐性がある.水中懸濁物をろ過して餌とする.
侵入情報
国内移入分布 東京都,静岡県,愛知県,大阪府,兵庫県,愛媛県,福岡県で記録されている. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 バラスト水への混入などと考えられている.また,アカウミガメの甲羅に付着していた記録もある.
侵入年代 初記録は1972年広島県にて.その後1970年代-1990年代にかけて分布拡大.
影響 二枚貝と競合すると考えられ,養殖への影響が懸念される.
影響を受ける在来生物:二枚貝
法的扱い 特になし
防除方法 港湾の汚濁防止,バラスト水の規制など
問題点等 情報整理中
海外移入分布 オーストラリア,大陸中国,北米西岸,ブラジル,英国,ポルトガル,オランダ,ベルギー,フランス,ドイツ,ノルウェー沿岸.
備考
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