(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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イガイダマシ

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基本情報
和名 イガイダマシ (写真なし)
分類群 軟体動物門 二枚貝綱 マルスダレガイ目 カワホトトギスガイ科
(Dreissenidae, Veneroida, Bivalvia, Mollusca)
学名 Mytilopsis sallei
英名等 Santo Domingo falsemussel
自然分布 メキシコ湾,カリブ海
形態 殻長2cm程度の二枚貝.貝殻はやや薄く汚白色-淡褐色.イガイ科に似た形態.
生息環境 塩分0.1-3.1%程度の淡水-汽水域.河川の下流部-潮間帯下部など.塩分が常に高い海域には分布しない.
温度選好性:低水温に弱い.限界水温は6-8℃.
繁殖生態 繁殖期:大阪湾では,初夏-秋に産卵すると考えられている.
生態的特性
侵入情報
国内移入分布 東京都(隅田川河口-下流),千葉県(市川市 新浜湖),福岡県(洞海湾 奥),大阪府(大阪市,岸和田市,堺市の河口・港),静岡県(清水港),愛知県(名古屋港),和歌山県(和歌山港),富山県(富山湾)に定着. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元
侵入経路 木材への付着やバラスト水への混入と考えられている.
侵入年代 初記録は1974年静岡県 清水港.1980年代に東京・北九州,1990年代に大阪,2000年行こうに名古屋と和歌山で発見された.
影響 海外では,汚損被害が発生している.
法的扱い 要注意外来生物(外来生物法)
防除方法 低温に弱いため,寒冷年の最寒冷期に工場などの熱排水施設での排水を停止するなどして凍死させるなど.オーストラリアでは,侵入されたマリーナを閉鎖し,塩素と硫酸銅を散布して駆除した.
問題点等
海外移入分布 インド,台湾,フィジー,アフリカ西岸,ベトナム,香港など
備考
低温に弱いため他の外来付着性二枚貝(ムラサキイガイ,ミドリイガイ,コウロエンカワヒバリガイ)などが優勢な場所では数が少ないうえ,クロダイなどに捕食されるため,優占する可能性は低い.ただし,温暖化により増加する可能性もある.
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