(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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マツノザイセンチュウ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 マツノザイセンチュウ (写真なし)
分類群 線形動物門 双腺綱 ヨウセンチュウ目(葉線虫目) アフェレンクス科
(Aphelenchidae, Aphelenchida, Secernentea, Nemata)
学名 Bursaphelenchus xylophilus
英名等 pine wood nematode
自然分布 北米
形態 体長0.6~1.0mm
生息環境 日本では,アカマツ・クロマツなどに寄生.マツノマダラカミキリMonochamus alternatus 等の成虫により伝播.
繁殖生態 情報整理中
生態的特性 日本では,アカマツ・クロマツなどに寄生し,感受性のマツに松枯れを引き起こす.原産地の北米では,松枯れを起こさない.
侵入情報
国内移入分布 北海道・青森を除く全都道府県. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 造船用に輸入された木材に付着していた可能性が指摘されている.
侵入年代 最初は1905年に長崎県,その後1921年ごろ兵庫県で確認.1982年までにほぼ全国に拡大.
影響 マツの細胞や,糸状菌を食べることによるマツ類の枯死.マツ類を食樹や隠れ家とする昆虫類への間接的な影響.
影響を受ける在来生物:マツ類
法的扱い 特になし
防除方法 殺線虫剤,抵抗性のマツ系統の導入.
問題点等 情報整理中
海外移入分布 なし
備考
日本の侵略的外来種ワースト100
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