(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
  1. 侵入生物データベース >
  2. 日本の外来生物 >
  3. 昆虫類 >
  4. タイワンタケクマバチ

タイワンタケクマバチ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 タイワンタケクマバチ

クリックすると拡大画像が表示されます

タイワンタケクマバチ
分類群 ハチ目 ミツバチ上科 ミツバチ科
(Apidae, Apoidea, Hymenoptera)
学名 Xylocopa tranquebarorum
英名等 Taiwanese bamboo carpenter bee
自然分布 台湾,大陸中国南部~インド
形態 体長2cm程度のハチ.頭部・胸部・腹部は黒色,翅は褐色.脚に黒色の毛を持つ.
生息環境 枯れた竹に営巣する.竹林,竹材の貯木場,民家・農地などの竹柵などに生息.
繁殖生態 情報整理中
生態的特性 林縁部や河川敷のマダケ,農耕地や庭の支柱などの枯竹に直径20~25mm程度の穴をあけて営巣.
侵入情報
国内移入分布 埼玉県,神奈川県,石川県,福井県,山梨県,長野県,静岡県,愛知県,岐阜県,奈良県,三重県,京都府,兵庫県,滋賀県,鳥取県 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 大陸中国と考えられている.
侵入経路 輸入された竹材への混入と考えられている.
侵入年代 国内での初記録は2006年,愛知県豊田市にて.
影響 本種に寄生しているダニ(クマバチコナダニ属の1種,Senneritia sp.)の在来クマバチ(キムネクマバチ)への寄生.竹への穿孔による竹材の品質劣化.竹柵などの利用者への刺傷.
影響を受ける在来生物:キムネクマバチ
法的扱い 公表移入種(愛知県内での放逐等禁止,愛知県 自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例).ミツバチ類は指定検疫物(家畜伝染病予防法).
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 なし
備考
基本・侵入情報 参考資料リスト