基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 南関東~本州西南部,四国,九州,奄美諸島(奄美大島,徳之島).沖縄にも一時定着していたが根絶された. |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 不明 | |
侵入経路 | 侵入経路不明 | |
侵入年代 | 国内での初記録は,1907年に長崎県旧伊木力村(現在の諫早市の一部)で. | |
影響 | 柑橘類の植物体各部位において吸汁 影響を受ける在来生物:柑橘類各種 | |
法的扱い | マルカイガラムシ科は検疫有害動物(植物防疫法) | |
防除方法 | 天敵であるヤノネキイロコバチ Aphytis yanonensis,ヤノネツヤコバチ Coccobius fulvus の導入,および薬剤散布.カイガラムシ類の防除には,天敵導入が有効なケースが多い. | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | 韓国,大陸中国,香港,台湾,フィリピン,ベトナム,タイ,マレーシア,ミャンマー,インドネシア,インド,パキスタン,アルメニア,イタリア,フランス,オーストラリア,フィジーなど. 韓国の済州島とフランスのニースの個体群は,日本由来と考えられている. |
備考 |
日本の侵略的外来種ワースト100
かつては蔓延していたが,現在では防除技術の発達により低密度に抑えられている.現在でも,本種を低密度に抑えるための対策は続けられている. 沖縄島では,1981年の名護市で発見され,1983年4月の天敵導入(ヤノネキイロコバチ,ヤノネツヤコバチ)などを含む緊急防除が行われた.1989年以降,沖縄島では確認されていない. |
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