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アフリカミツバチ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 アフリカミツバチ, アフリカ化ミツバチ, ブラジル蜂

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アフリカミツバチ
分類群 ハチ目 ミツバチ上科 ミツバチ科
(Apidae, Apoidea, Hymenoptera)
学名 Apis mellifera scutellata
英名等 African killer bee, Africanized honey bee
自然分布 アフリカ東部~南部の標高500~1500mの地域
形態 体長はワーカーで10~13mm,女王蜂で13~20mm,雄蜂で12~14mmのミツバチ.
アフリカミツバチ Apis mellifera scutellata は種セイヨウミツバチのアフリカ産亜種の一つ.ヨーロッパ産亜種より体サイズがわずかに小さいが,識別は困難.
アフリカ化ミツバチは,アフリカミツバチとヨーロッパ産亜種との交雑で生じたもの.アフリカ化ミツバチと他亜種との識別には,遺伝子解析が必要.
種セイヨウミツバチとトウヨウミツバチ Apis cerana とは,腹部のカラーパターン・翅脈などで識別可能.
生息環境 農地,森林,荒地,市街地など
繁殖生態
生態的特性 アフリカ化ミツバチは,攻撃性が非常に強い
食性:吸蜜
侵入情報
国内移入分布 国内未定着 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元
侵入経路 日本への輸入は無いが,ブラジルには養蜂用に導入された.
侵入年代
影響 ニホンミツバチとの競合による生態影響,セイヨウミツバチとの競合による養蜂への影響の可能性がある.また,ペプチド・アミン・毒性酵素等からなる毒を有し,攻撃性が非常に強いことから,人間・動物への刺傷被害の可能性がある.加えて,本種を含むミツバチ類は様々な病原体(腐蛆病,バロア病,チョーク病,アカリンダニ症,ノゼマ病)を媒介する可能性がある.
影響を受ける在来生物:ニホンミツバチ(競合)
法的扱い ミツバチ類は指定検疫物(家畜伝染病予防法).
防除方法
問題点等
海外移入分布 北米中南部~中南米,バミューダ,プエルトリコ
備考
アフリカミツバチ・その交雑個体群(アフリカ化ミツバチ)とも要注意外来生物(外来生物法).

温帯性のヨーロッパ産セイヨウミツバチを温暖なブラジルの気候に適応させるため,アフリカミツバチを導入して交雑させ,アフリカ化ミツバチが生産され,それが脱走して南北米大陸に分布を広げた.
尚,はじめブラジルに導入されたものは西アフリカ亜種 A. m. adansonii とされたことがあるが,詳細な解析により A. m. scutellata であることが判明している.
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