(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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カンシャコバネナガカメムシ

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基本情報
和名 カンシャコバネナガカメムシ, カンショコバネナガカメムシ

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カンシャコバネナガカメムシ
分類群 カメムシ目 ナガカメムシ上科 ナガカメムシ科
(Lygaeidae, Lygaeoidea, Hemiptera)
学名 Caverelius saccharivorus
英名等 Oriental chinch bug
自然分布 台湾
形態 体長7~8mm程度のカメムシ.光沢のある黒色で,触角第1節と脚は黄褐色.体表は長い毛で覆われている.前翅は黄白色で革質部の先端と翅脈が黒く,膜質部の中央に黒斑がある.長翅型と短翅型がいるが,国内の野外個体群では短翅型の個体は少ない.
生息環境 ススキ・マコモ・サトウキビなどに寄生.
繁殖生態
生態的特性 長日条件または高温・高密度条件下では長翅型の頻度が高くなる.
食性:植物食.ススキ・マコモ・サトウキビなどの葉鞘に潜入して茎から吸汁.
侵入情報
国内移入分布 宮崎県,鹿児島県(指宿市,桜島,種子島,奄美大島),沖縄県(沖縄島,宮古島) 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 台湾
侵入経路 台湾から導入されたサトウキビの優良品種の苗に付着していたと考えられている.
侵入年代 国内での初記録は,1914年の沖縄島南部(国場).他の地域(九州南部~琉球列島)では1922年までに確認されている.
影響 単子葉植物に対する吸汁.サトウキビの大害虫.
影響を受ける在来生物:単子葉植物(ススキ,マコモ,ナンゴクワセオバナ等),サトウキビなど.
法的扱い 本種は指定有害動物で,発生予察事業の対象.また,ナガカメムシ科は検疫有害動物(植物防疫法).
防除方法
問題点等
海外移入分布
備考
日本の侵略的外来種ワースト100.
サトウキビ害虫として各地で認識され,方言名が多数ある.チンチバッグ(宮崎・鹿児島),クロナガガイダ(鹿児島),モンキムシ(鹿児島・種子島),ウージーヒーラー,メクラガミ(沖縄)など.
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