(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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ネッタイシマカ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ネッタイシマカ

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ネッタイシマカ
分類群 ハエ目 カ科
(Culicidae, Diptera)
学名 Aedes aegypti subspp.
英名等 Dengue mosquito, yellow fever mosquito
自然分布 アフリカ
形態 体全体および脚に白黒の縞模様を持つ蚊.在来種ヒトスジシマカと同じくヤブカ属に属する.森林生・都市生の2亜種を含む.
生息環境 森林~市街地.森林亜種は森林の樹洞の溜まり水で繁殖.都市亜種は水がめ等の人工容器で繁殖.
繁殖生態 卵を成熟させるため,雌は哺乳類から吸血.
生態的特性 情報整理中
侵入情報
国内移入分布 1944~1952年に熊本県天草で一時的に発生.沖縄には20世紀初頭まで生息していたが,現在はヒトスジシマカに置き換わっている 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 不明.ハワイには,寄航船に紛れて侵入したと考えられている.
侵入年代 熊本では1944から記録されている.沖縄では不明.
影響 デング熱,黄熱,チクングニア熱の媒介.熊本で定着していた時期,デング熱が流行した.
法的扱い チクングニア熱・デング熱は四類感染症に,デングウイルスは四種病原体等に指定されている(感染症法)
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 島嶼域を含む世界の熱帯域に分布.東南アジアでは本種が優占するが,米国本土・ハワイではヒトスジシマカが優位.
備考
日本の侵略的外来種ワースト100
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