基本情報 |
和名 |
イトモロコ |
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分類群 |
硬骨魚綱 コイ目 コイ科 (Cyprinidae, Cypriniformes, Actinopterygii) |
学名 |
Squalidus gracilis gracilis |
英名等 |
Itomoroko |
自然分布 |
濃尾平野以西の本州,四国北東部,九州北部,壱岐島,五島列島福江島 |
形態 |
全長8cm.体は太短く,頭部の背縁がほかの2種よりも盛り上がる.眼は大きい.吻はとがり,その長さは日本産スゴモロコ属魚類のなかで最大.口ヒゲは長く,その長さは瞳の径を越える.縦列鱗数が33~36と少なく,側線鱗が上下に大きい.体部背面では網目状の暗色斑が目立ち,体側の暗点列を欠く. |
生息環境 |
川の中・下流域や,灌漑用水路. |
繁殖生態 |
繁殖期:5~6月 卵は粘性の弱い沈性卵で,直接水底にばらまかれるらしい. |
生態的特性 |
流れのゆるやかな砂底・砂礫底に多く,常に底近くを群泳している. 食性:雑食性で,水生昆虫,動物プランクトン,付着藻類などを食べる. |