基本情報 |
和名 |
モツゴ |
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分類群 |
硬骨魚綱 コイ目 コイ科 (Cyprinidae, Cypriniformes, Actinopterygii) |
学名 |
Pseudorasbora parva |
英名等 |
Stone moroko, False razbora, Topmouth gudgeon, Topmouth minnow, etc. |
自然分布 |
日本(関東地方以西の本州,四国,九州),大陸中国東部,朝鮮半島,台湾 |
形態 |
全長8cm.側線は完全で体側の中央を縦走し,これに沿うように,吻端から尾鰭基部に至るまで黒い縦条が見られる.しかし,生息環境や個体によって程度が異なり,全く見られないものもある.口は吻端にあり受け口で小さい.産卵期の雄では,全身が著しく黒くなり黒い縦条が消失する.また,鱗の外縁部や各鰭が紫がかった灰黒色となり,口の周辺部に追星が見られる. |
生息環境 |
湖,池沼,それに続く細流,川の下流域.泥底の淀みに多い. |
繁殖生態 |
繁殖期:4月下旬~7月中旬(東海地方) 雄は雌の上に乗るようなかたちで体を押しつけていく.産仔数:1,500以上 |
生態的特性 |
汚水や環境の変化に強い.曇りや小雨の早朝に産卵は行われることが多い.卵は淡い黄色の粘着卵でひも状に産み付けられる. 食性:雑食性.底生動物,付着藻類.成魚は主にユスリカの幼虫. |