基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | タイワンドジョウ | (写真なし) |
分類群 | 硬骨魚綱 スズキ目 タイワンドジョウ科 (Channidae, Perciformes, Actinopterygii) | |
学名 | Channa maculata | |
英名等 | Blotched snakehead | |
自然分布 | 大陸中国の福建省以南,台湾,海南島,ベトナム,フィリピン | |
形態 | 35cm前後.最大85cm.体形はカムルチーに酷似する.体側には多くの場合3列に並ぶ斑紋があるが,それが明瞭なものから不明瞭なものまで様々である.各斑紋はカムルチーに比べて小さく数も多い.背鰭には暗褐色の2本の縦条がある.背鰭,尻鰭の軟条数はそれぞれ40~44軟条,28~30軟条で,カムルチーより少ない. | |
生息環境 | 池沼などの濁った止水の泥底.水深1m前後の水草が繁茂している場所.流れが緩慢な河川には生息するが,水が清澄な急流部には生息しない. 温度選好性:原産は熱帯・亜熱帯域.適応範囲は広いが,水温12℃以下になると摂食しない. |
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繁殖生態 | 繁殖期:5月下旬~7月下旬 産仔数:親魚の大きさによって変わる.5,500~36,000粒. | |
生態的特性 | 水質・水温・日光など外囲の変化には適応範囲が広く,空気呼吸の習性が発達している.雌雄が共同でドーナツ状の浮巣を作る. 食性:動物食で小魚及びカエルを好む.40cmで1度にトノサマガエル10匹食べる. |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 和歌山県,兵庫県,石垣島 |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 台湾 | |
侵入経路 | 内国勧業博覧会に出品したものが逸出 | |
侵入年代 | 1906年,1916年に大阪へ輸入されて近畿に逸出.1960年に台湾から石垣島へ輸入. | |
影響 | 不明 | |
法的扱い | 外来生物法で要注意外来生物に指定された.滋賀・長野・山口県では移植禁止(各県漁業調整規則).Channa属魚類は,英国では保有・放流禁止,米国では輸入・移植禁止. | |
防除方法 | 情報整理中 | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | マダガスカル,ハワイ(いずれも大陸中国から) |
備考 |
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