(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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モザンビークティラピア

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 モザンビークティラピア, カワスズメ (写真なし)
分類群 硬骨魚綱 スズキ目 カワスズメ科
(Cichlidae, Perciformes, Actinopterygii)
学名 Oreochromis mossambicus
英名等 Mozambique tilapia
自然分布 東アフリカ~南アフリカに至る東岸地方
形態 最大で全長36cm体重700g以上.背鰭16(15~17)棘10~13軟条,尻鰭3棘9~12軟条,縦列鱗数31(30~32),脊椎骨数30(28~31),第1鰓弓下肢鰓耙数18(14~20),腸長比4~9,頭長比2.8~3.1,体高比2.5~2.8.体色は銀白色を呈しており,体側にはいくつかの不明瞭な横帯が見られる.尾鰭に少数の鱗がある.雄の婚姻色は頭部腹方が白っぽくなる他は体全体が黒くなり,背鰭,尾鰭の縁辺は赤くなる.戦闘の開始と終了,勝利と敗北,産卵と保護などに関連して,色彩が瞬時にかつめまぐるしく変化する.
生息環境 淡水域から鹹水域まで.
温度選好性:適温範囲は20~35℃.水温22~38℃で産卵.15℃以下で死亡.
繁殖生態 産卵期になわばりをつくると,侵入する魚類を攻撃する.一夫一婦制で,雄が水底を口または尾鰭ですり鉢状に掘って産卵巣を作り,雌が卵及び仔魚を口腔哺育する.雌は産卵するとすぐに卵を口にくわえ,雄が放精したあたりの水を吸い込み,口腔内で受精を完成させる.産仔数:産卵数は80~1,000粒以上
繁殖期:水温条件が合えば周年産卵する.3~4週間に1回産卵
生態的特性 塩分耐性が高い.
食性:雑食性.仔稚魚期は動物プランクトン,底生生物,珪藻類,緑藻類.成長すると動物プランクトン,底生動物緑藻類,高等植物,腐敗した植物質,各種穀類を摂食する.
侵入情報
国内移入分布 北海道,鹿児島本土,沖縄島,石垣島,小笠原 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 タイ
侵入経路 タイから220尾移植,食用に養殖
侵入年代 1954年
影響 食物・産卵場所をめぐる競合の可能性あり
影響を受ける生物:在来淡水魚
法的扱い
防除方法
問題点等
海外移入分布 台湾,大陸中国,インドシナ半島,ボルネオ,フィリピン,南アジア,ヨルダン,イエメン,トルコ,東欧,ロシア,エジプト,南アフリカ,アフリカ西部,オーストラリア,ニューギニア,ニューカレドニア,米国,メキシコ,南米,カリブ海島嶼多数,太平洋の島嶼多数,セーシェル,モルジブ等
備考
要注意外来生物(外来生物法),世界の侵略的外来種ワースト100
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