基本・侵入情報 | 参考資料リスト |
基本情報 | ||
和名 | ヒレナマズ | (写真なし) |
分類群 | 硬骨魚綱 ナマズ目 ヒレナマズ科 (Clariidae, Siluriformes, Actinopterygii) | |
学名 | Clarias fuscus | |
英名等 | Whitespotted clarias, Hong Kong catfish | |
自然分布 | 大陸中国南部,海南島,ベトナム,ラオス | |
形態 | 体長は30cm.体は細長く鱗がない.頭部は縦扁,尾部は側扁する.口幅は広く,眼は小さい.上顎周辺に2対,下顎部に2対のヒゲがある.背,尻鰭は軟条のみから成り基底が長い.胸鰭には鋸歯縁をもつ1本の棘がある.脂鰭はない.体は暗褐色,腹面は色が薄い. | |
生息環境 | 止水に多いが河川にも生息する. 流れが緩やかで水草などの繁茂する所に群をなして生息する. | |
繁殖生態 | 繁殖期:東南アジア大陸部では5~10月 産仔数:産卵数は10,000~15,000 | |
生態的特性 | 水田その他の止水域の岸の水面下20~50cmのところに横穴を掘って産卵する.空気呼吸することが出来る.雄が円形の巣穴を作ってその中に雌を誘い込み,産卵・放精する.産卵後,雄はすぐ巣を離れるが,雌は仔魚が自由に摂餌できるようになるまで巣穴を守る. 食性:雑食性.小魚,小型の甲殻類,水生昆虫,貝類等 |
侵入情報 | ||
国内移入分布 | 沖縄島,石垣島 |
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません |
移入元 | 台湾 | |
侵入経路 | 養殖場経営者により台湾から移入.沖縄島では,観賞魚が放逐されたと考えられている. | |
侵入年代 | 1960年代に石垣島へ輸入.沖縄島では,1985年に南風原町で記録された. | |
影響 | 不明 | |
法的扱い | 特になし. | |
防除方法 | 情報整理中 | |
問題点等 | 情報整理中 | |
海外移入分布 | ハワイ(中国から) |
備考 |
近縁種のC.batrachusより低温に耐えるため日本の自然水域で繁殖する可能性はより高い.
|
基本・侵入情報 | 参考資料リスト |