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キンランチョウ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 キンランチョウ

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キンランチョウ
分類群 鳥綱 スズメ目 ハタオリドリ科
(Ploceidae, Passeriformes, Aves)
学名 Euplectes orix
英名等 Orange bishop, Red bishop, Grenadier weaver, Durra bird
自然分布 西~中央~東アフリカ.セネガル,スーダン,カメルーン,コンゴ民主共和国(旧ザイール),ウガンダ,ケニア
形態 全長12~13cm.頭上,顔,腹,翼は黒色で,後頭部,粽,胸,背,腰は赤橙色.
生息環境 ヨシ原,河川敷,草原,農地.
繁殖生態 繁殖期:原産地では繁殖期はほぼ通年
産仔数:1回に2~5卵
生態的特性 原産地では小さな群で行動することが多く,非繁殖期には他種とともに300羽ほどの群を形成することがある.原産地では留鳥として生息する個体が多く,局所的な移動しか行わない.
食性:原産地では種子,昆虫
侵入情報
国内移入分布 京都で繁殖した記録があり,宮城,埼玉,東京,千葉,神奈川,大阪,兵庫でも生息が確認されている.1970年代には見られたが,1990年代には見られなくなったことから,定着に失敗したと考えられる. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明.
侵入経路 愛玩用・観賞用に輸入された飼い鳥が逃げ出した,あるいは飼い主によって放たれ,野生化したと考えられる.
侵入年代 1973年に神奈川で観察された.首都圏でも1961~1981年の間に観察されている.
影響 原産地では農作物の被害が報告されている.
影響を受ける在来生物:
法的扱い 特になし.
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 UAE,ジャマイカ,小アンチル,セントヘレナ等
備考
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