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ベニスズメ

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 ベニスズメ

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ベニスズメ
分類群 鳥綱 スズメ目 カエデチョウ科
(Estrildidae, Passeriformes, Aves)
学名 Amandava amandava
英名等 Red avadavat, Red munia, Avadavat, Strawberry finch, Red waxbill, Scarlet amandava, Amandava
自然分布 パキスタン,インド,ベトナム,マレー半島
形態 全長10cmで,雌雄の羽彩は異なる .雄は全体が深紅色で,翼,胸,腹の両脇に白点が並ぶ.雌は頭から翼にかけ暗褐色,胸,腹は黄色.翼に2列の白点が並ぶが体側にはない.
生息環境 草原,ヨシ原,河川敷,潅木林,埋立地など.
繁殖生態 繁殖期:原産地では繁殖期は6~12月
産仔数:1回に4~7卵
生態的特性 原産地ではつがい,小さな群で行動することが多く,冬季には他のカエデチョウ類と100羽を越える群を形成することがある.国内では留鳥.
食性:原産地では種子,昆虫
侵入情報
国内移入分布 東京,神奈川,大阪,京都,滋賀,奈良,兵庫,新潟で繁殖した記録があり,宮城・山形以南の琉球列島を除く多くの地域でも生息が確認されている. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明.
侵入経路 愛玩用・観賞用に輸入された飼い鳥が逃げ出した,あるいは飼い主によって放たれ,野生化したと考えられる.
侵入年代 江戸時代前期から飼い鳥として輸入された記録がある.1960年頃から多摩川,荒川の河川敷で頻繁に観察されるようになった.兵庫では1964~1973年に連続して繁殖が確認された.
影響 在来種との関係はよくわかってないが,少なくとも現在は個体数が多くないので,大きな生態影響はないと考えられる.海外の移入先では農作物の被害が報告されている.
影響を受ける在来生物:
法的扱い 特になし.
防除方法 情報整理中
問題点等 情報整理中
海外移入分布 ルソン島,スマトラ島,シンガポール,アフガニスタン,イラン,サウジアラビア,イスラエル,イタリア,スペイン,ポルトガル,エジプト,ドミニカ共和国,プエルトリコ,小アンチル,ハワイ,レユニオン,バヌアツ,フィジー等
備考
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