(独) 国立環境研究所 侵入生物データベース Japanese | English
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シマリス

基本・侵入情報 参考資料リスト
基本情報
和名 シマリス, シベリアシマリス, チョウセンシマリス

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シマリス
分類群 哺乳綱 齧歯目(ネズミ目) リス科
(Sciuridae, Rodentia, Mammalia)
学名 Tamias sibiricus subspp.
英名等 Siberian chipmunk
自然分布 ロシアのほぼ全域(西部を除く),サハリン,千島列島,カザフスタン北部,モンゴル北部,中国東北部,朝鮮半島.国内では北海道と周辺島嶼(天売・焼尻・利尻・礼文・北方領土.北海道個体群は亜種エゾシマリス T. s. lineatus
形態 頭部は灰色から赤茶色をし,斑点をもつ.背中には縦縞模様が入る.体長130-160mm,尾長80-124mm,体重50-120g.
生息環境 高地-沿岸までの様々な森林.森林周辺の開けた環境.市街地の公園にも生息.
繁殖生態 繁殖期:4-5月に求愛し,春から夏に出産
妊娠期間は30日程度.年1-2回繁殖.産仔数:2-7.
生態的特性 樹上-半地上性で地下に営巣,秋に大量の木の実や種子を巣の中に蓄え冬眠する.
食性:樹木や草の種子,昆虫,陸貝等
侵入情報
国内移入分布 亜種チョウセンシマリス T. s. barberiが新潟,山梨,岐阜などで野生化.北海道でもチョウセンシマリスが放逐されたことがある. 国内分布図
※必ずしも色が塗られた地域全体に分布するわけではありません
移入元 不明
侵入経路 亜種チョウセンシマリス T. s. barberi 等がペットとして流通.北大植物園で放獣,
侵入年代 1970年
影響 在来のリス類 (北海道ではエゾシマリス,本州ではニホンリス Sciurus lis) と競合・交雑
影響を受ける在来生物:エゾシマリス,ニホンリス
法的扱い 鳥獣保護法により,北海道以外では狩猟獣指定.北海道はシマリス捕獲禁止区域指定(在来のエゾシマリスの混獲の可能性があるため).要注意外来生物に指定.
防除方法 狩猟(北海道以外),ペットを野外に逃がさない.
問題点等
海外移入分布 オーストリア,ベルギー,フランス,ドイツ,イタリア,オランダ,スイス
備考
日本には亜種エゾシマリスが分布しているが,飼育が禁止されているためペットとして朝鮮に生息するチョウセンシマリス(最近は輸入禁止)や中国に生息する亜種チュウゴクシマリスが「シマリス」として輸入され流通している.放獣による遺伝的撹乱や競合が懸念される.
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