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東アジア海域
海洋環境モニタリング


1.海洋環境モニタリングとは?
2.モニタリングの概要
3.観測・分析方法
 ・観測方法
 ・分析方法

4.観測結果

5.データ
6.今後の展開
7.参考資料
 ・共同研究者・協力機関
 ・参考文献

8.研究発表一覧
 ・誌上発表
 ・口頭発表

9.関連リンク
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Last updated on July 13, 2005
3.観測・分析方法
ボタン観測方法

1994年から1997年までの「さんふらわあ2(関西汽船(株))」とその後をひきついだ「さんふらわああいぼり」の大阪?別府航路を図2に示します。東行き西行きとも夕方から夜の出航で翌朝目的港地に接岸します。年代とともに、途中寄港地と運航時刻が以下のように変わっています。さんふらわああいぼり(写真1)では西行き便のみ神戸と松山に寄港しますが地図では省略しました。

ferry route
図2 フェリー"さんふらわあ2"、"さんふらわああいぼり"の航路

さんふらわあ2(1994年3月-1997年11月)
東行運航時刻 別府港 → 神戸港 → 大阪南港
19:10 → 6:50 - 7:20 → 9:00
西行運航時刻
別府港 ← 神戸港← 大阪南港
7:40 ← 19:40 - 20:10← 18:40
さんふらわああいぼり(1998年4月-2005年3月)
東行運航時刻 別府港 → 大阪南港
19:00 → 6:20
西行運航時刻
別府港 ← 松山港 ← 神戸港 ← 大阪南港
10:10 ← 6:05 - 6:30← 22:00 - 22:25 ← 21:00


写真1
1998?2005年の間協力いただいたフェリーさんふらわああいぼり(関西汽船株式会社所属)
さんふらわあ
写真2 モニタリングシステムの写真
左から順に3台の a)自動ろ過サンプリング装置、b)センサー部分が格納されている計測槽、c)任意サンプリング用の海水蛇口.右端は排水タンク(システムは喫水より下にありますので、この中にある投げ込み式ポンプで海水を排出します)
システム

system
図3 モニタリングシステムの模式図(一部省略した部分もあります)

フェリー船上の計測システムは、1991年以来何度か改良されていますが、基本的には図3のように模式的に表されます。装置は、a) 自動ろ過サンプリング装置, b) センサー計測部, c) 任意計測・サンプリング用取水蛇口から構成されます。さんふらわああいぼりでは、このシステムは機関室の後ろの軸室の上階に設置されています(写真2)

海水は船底部のシーチェストから取水ポンプでa), b), c)に送られます。計測済みの海水は一度排水タンクに溜めたのち、ポンプで船の排水管に送ります。

a)では、約2週間に1度、東行航路で30分に1回(空間的には約18km間隔で1航海あたり約20地点になります)、ろ紙とろ液の両方のサンプルを作成し、冷蔵保存して翌朝大阪南港で回収し、陸上で分析します。

b)では、毎夜の航海ごとに、クロロフィル蛍光はTurner-Designの蛍光光度計で、そのほかの水温、塩分、pH、DO(溶解酸素)はHydrolabの-H20水質計を用いて10秒ごとに計測しました。これらのデータはGPSによる位置データとともにデータロガーに記録され、1週間に1度大阪南港でセンサー校正とともにデータの回収を行いました。

c)では, 特別な計測項目のために手動で任意のサンプリングをしたり、任意のフロースルー型センサーに海水を導いたりします。この設定によって、海水に溶存している二酸化炭素分圧、DMS(ジメチルサルファイド)などのイオウ関連物質などの測定、植物プランクトンの分類群別組成調査用サンプリング、微量有害化学物質の濃縮サンプリングや計測手法の開発試験が行われました。

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